地上波でそこまでやりますか。~クズの本懐~

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エロは諸刃の剣である

エロ。

宗教上の理由などを除けば、ほぼ万国共通でみなが求めているものだと私は思う。

気の知れた友人と話す下ネタはなぜあそこまで楽しいのか。その内容は妄想全開のファンタジーから描写に長けたドキュメンタリーで多岐にわたる。

よく、男の下ネタはファンタジーで女の下ネタはドキュメンタリーと言うが、そんなことはないと思う。男も女もジャンルに囚われず、多種多様なお話を繰り広げているだろう。

みんなちがってみんないい。

それでいいはずなのに、なぜか世の中には、男性に向かって「女の下ネタはマジえぐいから」と宣う女性がいる。

それを聞くたびに毎回思う。男の下ネタをどれだけ舐めているのだろうか、と。

とにかくだ。
そんなエロや下ネタはもちろん時と場所を選らばなければならない。
確かにエロには魅力がある。しかし、それは諸刃の剣。不快に思う人間ももちろん多いし、犯罪とも隣り合わせ。

だからこそ、公共の電波であれば然るべき統制がかけられる。放送倫理を司るBPOという機関があることからもそれは見てとれる。

そんな中、お茶の間における(深夜だけど)表現の自由の限界に挑んでいるアニメがある。

クズの本懐だ。

1話目で思わず声があがる

クズの本懐は横槍メンゴ原作の漫画だ。2017年1月のノイタミナ枠で放送されている。横槍メンゴというペンネームもさることがながら、「クズの本懐」というタイトルは多くの人を引っかける力がある。

その内容はかなり過激的だ。

主人公の高校生、花火(♀)は幼馴染の高校教師に思いを寄せるが、彼は同僚の女性の教師が好き。一方、同じ高校の麦(♂)は女性教師が好きなのだが、全く見向きもされない。花火と麦はお互いの状況を知り、お互いをお互いの好きな人とみなして、寂しさを埋めあうために付き合い始める。

こうして文字だけで書けばどうにか消化できるのだけど、寂しさの埋め方がドストレートすぎて、第1話にして私は声をあげてしまった。

こんな歪んだ高校生の恋愛(性)事情を公の電波に乗せてしまっていいものか。目を覆いたくなるシーンが次々流れる中、そんなことを思いながら、結局はこう結論付けた。

面白いからOKだ。

なんだかんだ、人はカオスを求める

このアニメ、確かにエロいが、それよりも注目すべきは個々のカオス。そして人間関係のカオスだ。
女性教師の本性や、主人公の花火が壊れていく様。男女の境を超えてどんどん泥沼化していく人間関係。そして、タイトル通り彼らの「クズ」の部分がどんどん顕になってくる。この作品にはそういった要素が詰め込まれている。とにかく、次が気になるのだ。

そして、そのカオスをカット割りやトランジション、表現・音楽でうまく演出している。絵もとてもきれいで、キャラクターのデザインも秀逸。

映像としてとても見ごたえのある作品になっている。(何よりも花火がかわいい)

刺激が足りていない方、ぜひ見てみてはいかがでしょうか?

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