なぜ、アニメ原作映画の予告編は面白くなさそうなのか。

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2016年。今年も、邦画ではアニメや漫画原作のものが目白押しだ。

そして、毎度のことながら、今日も原作ファンが声を荒げていることだろう。。。

 

私は、別にアニメや漫画が邦画になる事は反対ではない。むしろ、実写化の影響で原作が売れるなどして、エンタメ業界に良いサイクルをもたらしてくれるのだから、歓迎すべきことだろう。

だから、多少キャラクターのイメージが崩れたとか、原作改変しただとかは別に気にならない。実写はアニメと違って、どうしてもキャストに設定を合わせなければ辻褄が合わない場面も多々あるだろう。

 

ただ、一つ言わせて欲しい。

アニメ原作の映画、予告編もっと頑張れ。

映画館で予告が始まって、「あ、あの漫画実写化するんや!」と思ってテンション高めに見ていたら、全然面白くなさそうに出来上がっている経験を私は多々してきた。だから今回は改めて、アニメ原作の映画の予告編を何本か見てみようと思う。

 

広瀬すず主演で話題、四月は君の嘘

例えば、今度広瀬すずがヒロインをすることになっている、「四月は君の嘘」。

原作漫画とアニメは最高峰の面白さを誇っている同作では、舞台が中学校から高校に変更となっている。むしろ、これは好判断だったかもしれない。同作は、「言葉」の演出がふんだんだ。登場人物のセリフの言い回し、そしてその演出が素晴らしい。が故に、中学生にしては大人びすぎている印象も受ける。ただ、大人の階段を上り始めた高校生ならばちょうどいいんじゃないんだろうか。音楽や恋、青春に奔走すること。その一生懸命さや甘酸っぱさ、そして大きな挫折は高校生の方がしっくりくる。

という前提で実写版の予告編を見てみた。。。

既視感がすごい。

これじゃ、ヒロインが病気になるよくあるやつではないか。ステージの上で孤独に闘う公生以外のライバルたちとか、師弟関係とか、熱くて深くてぐっとくるシーンがたくさんあるのに。人が死ぬから泣ける映画で終わってしまう感がすごい。

 

でも、主題歌がグースーハウスじゃない点だいぶいいと思います。

 

熱い少女漫画、ちはやふる

次に、広瀬すずつながりでこちら。

ちはやと広瀬すずのイメージはまぁ置いといて、「熱さ」が伝わってくる!ストーリーの説明が分かりやすい。先生の「かけてから言いなさい」からの転換とか本当に良い編集かと。何よりも安直にPerfumeをラストの盛り上がりにもっていかず、Bメロ的な使い方をしていることにこだわりを感じます。これは、ちょっとおもしろそうって思いました。(結局見ていない)

 

ループものの珠玉。僕だけがいない街

じゃぁ、これはどうだろう。

このマンガがすごい!などを総なめにしてきた時間逆行ミステリー「僕だけがいない街」だ。こちらも、藤原竜也を主演に公開済。早速、予告を見てみよう。。。

開始30秒くらいまではよかったんだが。。。

ただただ、主題歌に絵が負けている。

この歌だと、映像は海猿くらいにならないと成り立たない。結果としてちぐはぐな映像になっている気がする。起承転転的な構成で、予告編としては理想的な形をとっているのに、だ。作品の内容が面白いかは別として、非常にもったいなくないかと思う。原作のことを知らない私がこれだけ見ても、絶対に見たいと思わない自信がある。

 

これならどうだ、アイアムアヒーロー

最後に、ゾンビパニック映画のアイアムヒーロー。

お手本のような静から動への構成で、なおかつテロップ一つをとっても飽きさせない演出がいたるところにある。ただ映像を切ってつなげただけの予告とはわけが違う。ポップなテロップのおかげで作品の持つシュールさやパニックの中にも余裕がある感じがよく伝わる。とてもよい予告編だ。

 

で、結局なんで面白くなくなっちゃうんだろうか。。。

まず、なんだかんだいって面白そうなやつがあったことを謝罪します。でも、それでも面白くなさそうなのが大半です。

 

結局、大人の事情なんだろうなぁ…。

このキャストは多めに出せとか、主題歌は絶対出せとか、制作会社が色々気を使っているんじゃないでしょうか?特に漫画はキャストありきでネタが選ばれている感がすごいし。

と言いつつも、予告編が意思決定において占める割合ってかなり高いと思うから、本当にその作品をお客さんが見たいと思うためには何をアピールするべきかを利害関係者もちゃんと考えるべきだと思います。もっと面白い予告編が増えることを期待しています!

 

例えばこのくらいさぁ。。。

 

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